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石野平四郎/Ishino Heishiro

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粘土素材で幻獣や怪獣、神々など、超常的な存在を実体化する美術家・造形作家です。
自身の持つ造形表現とテーマが孕む問題と立ち位置の表明をするためメインカルチャーとサブカルチャーを横断しながら新たなジャンルの確立を探求し芸術の細分化を試みます。

chimera
600×400×250m/鉄、石粉粘土、合成漆・樹脂塗料、アクリル塗料/2022

Chimera – 001
297×210mm/ コピックペン、鉛筆、アラベール/2022

屍陀林王
H350×W220×D215mm/ 鉄、石粉粘土/2023

Brahman
H305×W130×D120mm/ 鉄、石粉粘土/2023

略歴・受賞

1992年神戸生まれ。美術家・彫刻家。神戸芸術工科大学クラフト・美術学科フィギュア・彫刻コース卒業。
新芸術校標準コース卒業。

幼い頃から生き物を間近で観察することに興味を持ち、日常的に想像の中で生き物を描くようになる。観察、体験の繰り返しにより、表現の世界が徐々に広がり、芸術的な実践へと発展していく。
人の持つエネルギーを超越したようなものへの憧れと自分より遥かに大きな存在に対して常に畏敬の念を持ち、その崇高さを表すため超常的な存在や神話、伝承上の生き物などをモチーフに粘土素材で造形した作品を制作している。通常の力を超えて増幅されたイメージと自身の造形作品を記号に、日本神話を造形で再翻訳した『8millions』や日本のサブカルチャーにおけるヌーメン性と幽体離脱的な距離を彫刻に持ち込んだ『Astral Body』、そこから物語を抽出した『Stardust』など、様々な文脈で彫刻シリーズを展開している。
造形作家集団GOLEMのキュレーターでもあり日本のメインカルチャーとサブカルチャーを越境し、批評的立ち位置を表明することで新たなジャンルの創設と日本における芸術様式の細分化を目指している。

【個展】

2015
「O-M-O-T-E」ラディウムーレントゲンヴェルケ/東京

2023
「Gig on」Gallery MUMON/東京

【グループ展】

2017
「URBANNEAPOLIS」Castel Dell’ Ovo/ナポリ
「第 20 回岡本太郎現代芸術賞展」岡本太郎美術館/神奈川
「直接行動を待ちながら」新芸術校第二期生成果展 ゲンロンカフェ/東京
「奥出雲と鉄 たたらと刀」奥出雲 玉鋼デザイン発表会 スパイラルガーデン/東京
「巧術 7.5」ラディウムーレントゲンヴェルケ/東京
「Approach to the Front」COCONANI/東京

2021
「幻獣神話展 VIII」スパンアートギャラリー/ 東京
「Art Fair The Terminal」The Terminal Kyoto/京都

2022
「クトゥルフ神話展」WRONG GALLERY/台北
「TENGAI 6.0」Gallery MUMON/東京
「GOLEM」3331 Arts Chiyoda/東京
「Platform 29.8」ANB Tokyo/東京

2024
「鸞翔鳳集Vol.12」Gallery MUMON/東京

 他、グループ展多数

【アートフェア】

2017
「ART TAIPEI 台北國際藝術博覽會」 Taipei World Trade Center/台北

2022
「Future Artists Tokyo 2022 -SHIP-」東京国際フォーラム/東京

 他、アートフェア多数

【受賞】

2013
準グランプリ(SICF14)

2017
入選(第 20 回岡本太郎現代芸術賞展)

【デザイン】

2017
鍔(奥出雲町/奥出雲たたらブランド推進会議)

【作品貸出】

2023 「 – IRIS VAN HERPEN – [SCULPTING THE SENSES]」パリ装飾芸術美術館/ パリ

Archive

2022年6月8日〜6月25日

2023年4月12日〜4月29日

鸞翔鳳集Vol.12

2024年2月8日〜3月2日

販売作品はこちら/ONLINE SHOP

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