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小山久美子 個展
「烏兎匆匆(うとそうそう)」
会期：
2022年9月14日(水)〜10月1日(土)
時代錯誤な一枚絵もあれば、作品同士にゆるく関わりがあったり、ひとつの動作を漫画のようにコマ割り したり。そんな「時の流れ」を意識した作品を多く展示します。
「時計を見ずに10秒数える」なんてことを試すと、10に辿り着くタイミングは人それぞれです。
「飛行機移動、長くて辛かった」という人もいれば「楽しくてあっという間だった」という人も。
時間は正確、そして誰にでも平等なのに、感じ方が違うのは面白いものです。
観る方の経験や心境によって、作品中の「時の流れ」も、速度や道のりが変わるかもしれません。（小山久美子）
小山久美子は精緻な描写で、現代の風景に鎧武者や擬人化した動物などを登場させ、 過去と現在、空想と現実が交差する不思議な世界を表現します。犬や日本の歴史にまつわる事象など、自身の好むモチーフが時間軸を超えて作中にないまぜに描かれます。この機会に是非ご高覧ください。
