Archive20-11井上

IIIArchive011

井上裕起 展

salaMandala/202020

会期:11月3日(火)〜11月 28日(土)
   (日曜日・月曜日 休廊)
※諸般の事情により、変更の可能性もございます。

井上裕起 略歴

井上裕起はサラマンダー(山椒魚)をモチーフにした立体作品を中心に、「進化」をコンセプトに作品を制作している現代美術家です。
近年は玩具やプラモデルを作品の一部に取り込み、そのCUTEでPOPなフォルムに哀愁や皮肉、風刺などを織り交ぜながら、現代を生きる者の視点から社会現象や歴史問題へ焦点を当て鑑賞者の再認識を促します。

「ここのところ、もちろんコロナウィルスもその一つではありますが、それ以外にも個人的に身の回りで様々な出来事が起こりました。
これまで制作を続けて来た中で、あまり過去を振り返る事もありませんでしたが、くしくも2020年、今回の個展で20回目というこのタイミングで、作品に込めたテーマの中に、少し個人的な記憶を反映し、アイデンティティを探ってみるのも良いかなと思いました。昨年開催した個展では、本質とは何かという風刺から玩具と組み合わせた作品を発表しましたが、戦争をモチーフにしている物に特化したため、本展ではその際には実制作に至らなかった食玩と組み合わせた作品を展観します。オマケはどっち?と子供の頃に感じた素朴な疑問から発したアイデアですが、現在の自分を形成しているいくつかの経験や思考を、108という煩悩の数になぞらえて制作しました。」(井上)

この度は作家の20回目の個展となる節目の展覧会です。
本展では作家が個人的な記憶を辿り、現在の自身を形成しているいくつかの経験や思考、アイデンティティをもとに作品に表現します。また、自身の作品制作の手法に関わる、美術における「オリジナル」「複製」「マルチプル」といった概念の境界への問いを含みます。この機会に是非、ご高覧ください。

salamander[108]
鯢百態[平等之図]※画像は一例を抜粋